■ 建てる人、売る人
雑記税制なども含めて環境の変化か...
最近、アパートマンションを中心に建築ラッシュのようだ。
地域的な事情も多いだろうが、各ハウスメーカーさんの受注は危惧されている
ような状況ではないようにも見える。
一方で、生前に所有されている土地を売却する方も多少出て来ている。
その不動産の立地にもよるが、地権者側も選択が非常に難しいものと思われる。
一般的に、相続で土地を売却して納税するのなら、マンションを建築しておいて
相続対策する傾向が、やはり色濃い。
しかし、先日お会いした地主さんは、相続時に土地を売却して税金を払うのか、
マンションを建築して業者さんと銀行にお金を払うのか、それだけの違いだ、
と仰るのを聞いて、苦笑いするしかなかった。
その方は、生前に土地を売却をして豪遊してみたい、と豪快に笑う。
実際、豪遊とまではいかないが、キャッシュを手にして色々算段があるようだ。
持てる者の悩みか、資産家には資産家でしか分からない悩みもある。
その資産家でない側が相談に回って、あれこれと算段していることについて
指摘している識者もいた。
手厳しいご意見であるが、いずれにしても謙虚に、それぞれのケースにおいて
的確にアドバイスも含めて業務を遂行する事が必要なものと感じた。