■ 不動産会社のコインランドリー経営と事業性
雑記2017年2月17日 金曜日
埼玉県蕨市において、2005年10月にコインランドリーを
多角化の一環と不動産有効活用の施策でオープンした。
今、データを見て振り返ると開店後の4~5年の2008年がピークだった。
リーマンショック後の2010年には売上が24%も落ち込んだ。
その後、2013年から少し持ち直しの兆しが見えたが、
ピーク時の売上には到底及ばなかった。
今年は開店から、早くも12年。色々なことがあった。
店内の洗濯機及び乾燥機も含めて、古くなってしまった。
一時は事業の譲渡先を探ったこともある。
コインランドリーの経営は予想以上に粗利益が出ない。
お客様の来店が増え、売上も増加するも、ランニングコストも当然に
跳ね上がり、利益を食う。
レンタルコンテナやトランクルームと違い、売上に応じてコストが
見事な位に比例してしまう。
結果、コインランドリーの多店舗展開までは行わずに済んだ。
コインランドリー経営と不動産による有効活用や投資案件の話も
多くなってきたが、ここでも色々と注意が必要であるように思う。
今日は取引先の不動産仲介業者よりコインランドリーの出店先店舗
案件の情報提供を求められた。
ある程度、資金力のある組織が当社営業エリアを熱望しているようだ。
今後、どのような展開になっていくか、分からないが
コインランドリー事業も簡単ではない事だけは確かだと思われる。