■ サブリースの新手法
雑記2017年3月18日 土曜日
既取引先の仲介業者と打合せ。
そこで、以前より気になっていた話を聞いてみた。
その仲介業者がオーナーさんより空室物件を預かり、
募集していたが、成約にならない部屋について、営業をかけられていた
サブリース会社に賃料査定を経て、貸付仲介をした話だ。
例えば、100,000円の空室物件があった場合、
サブリース会社は概ね20%前後減額した賃料で借上げる。
借上げた部屋を100,000円ではなくて、原価の概ね5%~10%
前後上乗せして、入居者に貸付しているようだ。
80,000円で借上げた部屋を88,000円で貸付している
イメージだ。
10%の粗利益だと、様々なリスクも想定され、躊躇するものだが、
新手法は毎年1年間につき、2カ月分の賃料免除期間の特約が付されている。
入居者が長期入居であれば、粗利益の%も増大して、様々なリスクは
吸収されて、利益率は格段にアップするだろう。
サブリース契約において、1年毎に賃料免除月が2カ月あるという
仕組みに驚いた。
事業用についても、検討の余地はあるものかも知れない。