■ 優良な土地とは...
雑記2017年4月16日 日曜日
さいたま市内において、市街化調整区域内にある貸土地があった。
建設会社が資材置場で使用していたが、先月末返還となった。
調整区域内とはいえ、公道の道路付けが良くて、角地でもある。
空いたので、当然再募集と思っていたが、地権者は売却の意向を 持ち合わせているという。
要、相談で打ち合わせという事になり、関係書類を確認した。
予想通り、貸付けしている賃料1カ月分で固定資産税1年分を 楽々支払える土地であった。
市街化区域内の土地であれば、固定資産税1年分を支払うのに、
3~4カ月分の賃料を保持する必要があるので、大違いになる。
これが優良な土地の証拠でもあり、売却も余程の事情が ない限り、勧められるものではない。
しかし、地権者にも当然、ある程度の資金が必要な状態なのかも 知れない。
売却の際、調整区域は建築出来ない地域だから、売買価格は 半分以下になってしまうだろう。
どのような事情が背景にあるのだろうか。 ただ、優良な不動産である事も伝えるべく、
書類整理して、 近日中に初めてお会いする運びになった。