■ 一時使用土地の隣地交渉
雑記10月6日 金曜日
今年の春、さいたま市内に存する貸土地の募集受託があった。
85坪という程よい面積で、前面の公道は10mも有り、
早くに借主が現れると見えた。
しかし、甘くはなく、中々決まらなかった。
そうしている内に、その土地の南側隣接地が注目された。
原野みたいな土地にも見えたが、調べている内に千葉県の法人が
所有しており、以前は太陽光パネルを設置していた事が分かった。
いわゆる、併せ貸しにしたら倍の170坪という
堂々とした土地に見えた。
しかも、借主候補が現れて、隣の土地も借受けする事の条件で
受託していた土地を借りるという事になった。
早速、隣地交渉で担当者が粘り強く交渉を重ねたが、
時間は予想以上に経過した。
その間、85坪の土地の地権者は待たされる事になった。
結果、その隣地も契約出来る事になったが、
待っていてくれた方の地権者には申し訳ない気持ちにもなった事がある。
土地の賃貸契約とはいえ、売買とは違う様々なドラマがあるもので、
予断は許さない。
土地の賃貸契約を通じ、地権者とのお付き合いの切り口として
裾野が広がるような仕事であるようにと思っている。