■ 大手ハウスメーカーの相談
雑記10月28日 土曜日
社内の別のセクションの担当から呼ばれた。
呼ばれた先には初めて見る2人の営業マンがいらした。
ある案件の土地があり、現況は月極駐車場だ。
その地権者と、土地の複数の活用方法で打合せを重ねている様子だ。
その土地に3階建ての賃貸マンションを提案しているが、
地権者との交渉において、確認しておきたい事があると言う。
地権者は、単に3階建ての全てに住居を建築するのは避けたいようで、
1階部分を事務所にしたい意向らいしいが、立地的に不安があるようだ。
私も地図の場所を見た瞬間、事務所としての長期貸付に不安がある
立地だと、断言した。しかし、オール住居としても厳しいエリアだ。
当初、1階をコインランドリーにという話も浮上したが、
諸事情により頓挫。 倉庫は用途地域上難しいエリアだ。
同席していた社内の人間が売買の担当でもあり、
住宅用地としての売却であれば申し分のない土地でもあったため、
売却を勧めてみたところ、その話しもされたようで、断られたと言う。
その土地が相続で所有されていたため、売却は思想外であったようだ。
最終的にガレージタイプの賃貸を1~2階に配置する話しをしてみた。
1階事務所の場合の要点も説明し、この話しの打合せを打ち切った。
このようなケースの場合、自分の考えをはっきり申し上げる方が、
相談者も残念な気持ちにはならないだろう。
今後どのような方向に進展するか、分からないが、
相続で受けた土地に対し、軽はずみに建築されない事の重要さを認識した。