■ マンションと投資
雑記某大手仲介会社の一棟売り、中古マンションの販売用資料を見た。
さいたま市内の鉄骨造3階建て、全15室位の売却用一棟マンションだ。
私が以前に住んでいた地域でもあったから興味を覚えた。
建築後20年弱だが、最寄り駅からはもっと徒歩圏内で、好物件に見えた。
が、しかし驚いたのは、入居率の余りの悪さだ。
全体の半分の入居に満たしていない。
つまり、半分以上が空室のマンションなのだ。
前のマンションオーナーが選択した仲介か管理会社が悪かったのか、
この立地でこの程度の入居率だと、売却せざるを得なかったのだろう。
それとも、仲介か管理会社がオーナーから徐々に距離を取り出して、
入居率が悪化したのか。
いずれにしても、このマンションを最近購入したのは都内の不動産会社
だという。
これから、新たに入居者を集め、満室近くになったら一般の投資家に
売却をする仕組みらしい。 資料にはそれを前提とした計算があった。
中古マンションに投資される方は今後も増えるだろう。
満室の物件を購入する前に、入居者集めに苦戦していた時期の状況も
含めて聞取りの調査をしないと、また同じ状況になりかねない。
何が原因で入居者が半分以下になっていたのか...
マンション投資も簡単な時代ではなく、リスクは常に潜んでいる。
だから投資は難しいのかもしれない。