■ 不動産契約書と電子
雑記あるお客さんと雑談をしていた話だ。
ご子息のため、新たに携帯電話を取得されたと言う。
携帯電話会社との契約について、電子書面によるやり取りで
手元に書類が残らなかった事に驚いたと言う。
一般的には重要な部類とされる不動産の各種契約書についても
数年後には電子取引が行われるようになるものと思われる。
業法による重要事項説明という契約締結前書類について、
法的な改正が行われた場合、一気にIT化の波が押し寄せてくる。
一部の組織では、不動産に関する各種申込から契約、引渡しに
至るまでの業務をホテルライクの運用と同等以上のレベルを
IT化で目指していると言う。
最後の砦のつもりの砦が、もし無くなったら...
あらゆる変化がこの業界にも押し寄せて来る可能性があるものと思われる。
今日か明日か、また出会うであろうお客様との接客についても
一期一会の初心に帰り、少しでも人間らしく対応することを
心掛けたいものだ。
そして、その人間らしく、と言うことがまた少しずつ
クローズアップされて来るものと思われる。